電子レンジでiPhoneが充電できるというデマ


猫を電子レンジで乾かすという恐るべきデマがかつてありましたが、iPhoneを電子レンジでチンすると充電できるという話が出回っていているらしいです。試した人がいるというのも恐ろしい話ですね。

でも、冬場の電池って持たないですよね。私のiPhoneももう1年経って冬場の電池の減りがすごくなってきました。最近のモバイル機器にはほとんどリチウムイオン電池が使われています。どんな電池でもそうですが、温度が下がると電池から取り出せる電力は大きく低下します。 ベイサンという会社の「リチウムイオン電池の話」というページを読んでみると、温度でどの程度特性が変化するかグラフがあります。

(http://www.baysun.net/ionbattery_story/lithium10.html より引用)

これ見ると、0℃以下になると放電温度特性が著しく低下しているのが分かります。こんな特性だと、iPhoneの電池残量表示もあっという間に、50%とかそれ以下になってしまうのも頷けます。電池残量表示は、電池電圧と電池電圧の時間変化を利用して計算していると思われますので、残量も当てにならなくなりますね。そして、充電のほうも温度が低いとやはりうまくいかないと思われます。

まあ、-20℃ってことはほとんどないと思うのですけれど、20度くらいに温めたほうがいいことは間違いありません。ですから、電子レンジで温めれば効果がないわけではないでしょう。もっとも電子回路には大きな電流が流れて壊れるでしょうし、焦げたり火を吹いたりするでしょうけれど。

まあ、カイロで温める程度のことはするといいでしょう。実際、プロが過酷な場所(南極とか、高山とか)で撮影するときなどは、機材も電池もカイロなどで温めて使用します。機材によっては、用途は少し違うのですが、ヒーターが内蔵しているものもありました。

電子レンジでチンできるカイロでも使ってすこし温める程度が無難です。

電子レンジに電子機器を入れちゃだめですよ。

  • イラストのクレジット
    イラスト素材365日 http://www.illust365.net/
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